記念品用のクリスタルガラス素材について
例外を除きガラス材質は環境に配慮した『酸化鉛を使用していないクリスタルガラス』「光学レンズなどに用いる光学ガラス=オプティカルガラス|通称=無鉛クリスタル」を使っております。
クリスタルガラスとは?
古くは、ヨーロッパで珪素に酸化鉛を混ぜて透明度を高めたガラスを『クリスタルガラス』と定義していたようです。
なお、酸化鉛の含有度により呼称が異なり、酸化鉛が30%以上含まれているものは『フルレッドクリスタル』と呼ばれております。
ちなみに、酸化鉛が24%以上含まれているものを『レッドクリスタル』
酸化鉛が10%~23%含まれているものを『セミレッドクリスタル』
と含有量によって区分されております。
近年では、環境配慮の観点から酸化鉛を使用せずに透明度を高めたガラスが広く普及しております。
上記のガラスは酸化鉛ではなく、酸化カリウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化チタニウムなどを使用することで透明度を高めており、光学レンズをはじめとした光学製品や装飾的な記念の置物・虫メガネなどの実用品に幅広く使われております。
なお、『社団法人 日本硝子製品工業会』ではこれらの透明度の高いガラスの総称を『クリスタルガラス』としておられますので、日本における『クリスタルガラス』は同工業会の定義に準じるのが順当と思われます。
弊社のクリスタルガラスの成分は ケイ素70~75%前後 酸化カリウム15%前後 酸化カルシウム10%前後となっております。
また、以外の一般的なガラス(ソーダガラス)を使用したものについては、ウェブページ内にてその旨表示させて頂いております。
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